神戸支店事務のKです。私は、去る2019年5月18日に、兵庫県弁護士会主催の「地域で防ごう!消費者被害inひょうごパート2」シンポジュウムに参加してきました。同シンポジュウムでは、近年、高齢者が被害者となる消費者トラブルが増加しており、今後、高齢化の進展により、さらに増えることが懸念されていることを受けての取り組みです。同シンポジュウムによると、平成28年4月1日に改正消費者安全法が施行され、地域の見守りネットワーク構築のために、地方公共団体が「消費者安全確保地域協議会(見守りネットワーク)」を設置し、地域協議会の構成員として弁護士会も加わったとのことです。そして、日弁連の「地域で防ごう!消費者被害」の兵庫県弁護士会の取組みとして本シンポジュウムを開催しました。シンポジュウムには、日弁連消費者問題対策員会を始め、兵庫県消費生活総合センター、兵庫県警察本部および兵庫県弁護士会消費者保護委員会の方々をパネリストとして招き、講演していただきました。パネリストの講演に加え、自治体・警察そして弁護士会とのコラボ型ステッカー「訪問販売お断りステッカー」の紹介がありました。最後に、兵庫県弁護士会は、これからも地域の構成員である高齢者団体や福祉団体と連携するとともに、教育現場への講師として弁護士の派遣などにより高齢者被害の未然防止に努めることを確認し終了しました。